こんにちは。安曇野にしやま整骨院の西山です。
以前の記事で、身体の不調、病気や老化には、活性酸素による
身体の錆びが原因とお話しました。記事はこちら老化や病気の原因となる身体の錆びとは?~その対策3選~
では、どのようにしたら身体に発生した活性酸素を効率よく除去できるのでしょうか。
そこで注目されているのが、水素療法です。
水素による活性酸素除去の効果を検証した研究は近年盛んにおこなわれ、数千報にも及びます。
厚労省も、水素を活性酸素除去に効果的な添加物として、先進医療Bとして認可しています。
よって、現在最もエビデンスのある活性酸素除去サプリと言えます。
本記事では
- 水素の効果とは
- 水素とその他抗酸化物質との比較
- 水素に副作用はないのか
- どのように摂取したら良いのか
- 水素療法を行うにあたっての注意点
- まとめ
について記載していきます。
水素の効果
水素摂取に効果の報告は、多数ありますが、主な作用として3つあります。
①自律神経の調子を整えて、血流を良くする
血流が良くなる事で、以下の事が期待できます。
- 冷え・むくみ
- 肩こりや頭痛の軽減
- 筋肉、脳疲労の軽減
- 睡眠の質が向上し、脳疲労が改善
- 皮膚を支えるコラーゲンを維持し、防しわ作用
②慢性炎症を抑える
活性酸素が体内のタンパク質と結びつく事で、慢性炎症がおきます。
慢性炎症を抑える事で、以下が期待できます。
- 関節痛、リウマチ関節炎の軽減
- アレルギー(花粉症や喘息、アトピー)症状の軽減
- 生活習慣病(糖尿病や高血圧)の改善
- 認知症の予防
③ミトコンドリア機能を維持
健康長寿には、エネルギーをつくるミトコンドリアが重要だと言われています。
活性酸素はミトコンドリアを酸化させ、働きを鈍らせてしまうのです。
ミトコンドリアの酸化を抑える事で、
- 老化の抑制
- 疲労の軽減
- 肥満防止
- 運動持久力、パフォーマンスアップ
以上のような症状は、活性酸素による身体の錆びが大きく関与しています。
水素は身体の中で発生した活性酸素(OH)を水素(H)と反応させ、水となり、尿として対外へ排出させる事で、身体の錆びを防ぎます。
水素に副作用はないのか
上記の理由から、水素と活性酸素の反応物は水です。また、水素は腸内細菌でも産生される事が分かっており、元々身体の中に存在するものです。したがって、副作用はないと考えられます。
どのように摂取したら良いのか
摂取の方法としては、水素水、吸引、サプリ等、色々な方法があります。
その中でも特に効率よく摂取できる方法が、水素ガス吸引療法です。
なぜなら、水素は大変細かい分子のため、ペットボトルの容器も通過してしまい、管理が難しいのです。
その点、水素ガス吸引療法は発生させたガスを直接吸引できるため、最も高濃度の水素を効率良く摂取する事ができるのです
カプセルやサプリでの摂取も悪くはないのですが、含有水素量が少ない事、タブレットを作る段階で添加物が必要になります。添加物自体がかっせ酸素生成の原因となる事から、極力避けたいものです。
どのくらいの量を摂取したら良いのか
水素摂取による健康への効果は、慶應義塾大学水素ガス治療開発センターの報告では
250ml/分以上の濃度で効果が認められているようです。
よって、この量を目安に受けられる機械の性能をみると良いでしょう。
水素療法を行うにあたっての注意点
先述したように、水素には様々な病気の対策に有用である事がご理解頂けたかと思います。
しかし、ご留意頂きたいのが、水素は何でも治せる魔法のクスリではない事です。
健康維持に大切なのは、美しい姿勢と適度な運動、バランスのとれた食事、睡眠、添加物や喫煙を避ける等、
生活習慣を意識する事が最も重要なのは間違いありません。
これらをおろそかにして、水素だけに頼ってしまうと、根本的な改善にはならないのです。
ただ、現代生活ではどんなに気をつけても体内の酸化、錆びは避けられないため、水素はそれを補うサプリとして考えるのが健全かと思います。
まとめ
- 水素は悪玉の活性酸素を選択的に除去できる
- 悪玉活性酸素を除去する事で、自律神経を整え、血流を良くし、老化を抑える
- 正しい姿勢と適度な運動、バランスのとれた栄養等、生活習慣を整えた上で水素を加えるとより良い
いかがでしょうか。
当院に通院されている方々は、健康と美意識が高い方ばかりです。
施術効果をより高めるツールとして、当院でも高濃度水素吸引療法を取り入れております。
是非姿勢矯正プログラムと併用し、より健康で美しいカラダを目指しましょう!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
参考文献
1)安保徹,太田成男:老いない人の健康術.
2)三羽 信比古,水素の効力.
3)宮川 路子,最強の水素術.
4)Shigeo OhtaHydrogen,acts as a therapeutic antioxidant by selectively reducing cytotoxic oxygen radicals,Nature Medicine,2007.
*本記事は一般の方にもご理解頂ける事を趣旨としているため、医学的には適切でない表現が含まれている場合がありますが、予めご了承ください。
西山 伸夫
安曇野にしやま整骨院 院長
柔道整復師 修士(健康科学)
痛みと姿勢治療の専門家
安曇野市 穂高の整骨院
腰痛 肩こり 不調の原因を特定し、
日常動作と姿勢の矯正で根本改善を目指す。
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