ご自身のの歩き方、意識されてますか?
意識ひとつで、身体への負担も、見た目年齢も大きく変わってきます。
本記事では、将来までずっと若々しさを保つための歩き方のコツをご紹介します。
歩幅を意識する
まず意識して頂きたいのが、
「足をみぞおちが踏み出し、股関節をしっかり伸ばすよう意識する事」
高齢になる程、歩幅が狭くなるという特徴があり1)、私の歩行分析の経験でもそう感じます。
股関節節がしっかり伸ばせない=腸腰筋がしっかり働かない事を意味し、
股関節が伸びない→腸腰筋が弱くなる→姿勢が悪くなる→股関節がさらに伸びなくなる
という悪循環に入ります。
足を一直線に出す事を意識する(歩隔を狭くする)
高齢者の歩き方でもう一つ、大きな特徴があります。
それは、「がに股歩き」になる事です。
膝や足に痛みを訴える方は、とくにこの
がに股歩き(歩隔が広い歩き方)が顕著と感じます。
原因として、
①姿勢が悪くなる
②インナーマッスルが低下し、バランス感覚が低下
③足の間隔を無意識に広く取ろうとする
結果かと思われます。
ただ、がに股歩き(足先が外側へ向いた歩き方)は
膝に捻じれる力がかかったり、
足のアーチがつぶれて外反母趾になったり
様々な痛みの原因になります。
ここで意識して頂きたいのが、
「膝とつま先を一直線にする意識をもって歩く」
事です。
それだけで膝への捻じれる負担が減り、
歩き方も若々しくみえます。
毎日行う歩行こそ、意識一つで身体の老化を予防できます。
是非意識してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
まとめ
・高齢者の歩行の特徴として、歩幅の減少、歩隔の増加(がに股)がある。 ・原因には、インナーマッスルの低下、股関節可動域の低下がある。 ・若々しい歩き方を維持するためには、日ごろから正しい歩き方を意識し、筋力と関節可動域を維持する事が重要
ご参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
参考文献
1)ミナト医科学株式会社;第3回 高齢者の歩行について.
*本記事は一般の方にもご理解頂ける事を趣旨としているため、医学的には適切でない表現が含まれている場合がありますが、予めご了承ください。
西山 伸夫
安曇野にしやま整骨院 院長
柔道整復師 修士(健康科学)
安曇野市 穂高の整骨院
腰痛 肩こり 不調の原因を特定し
骨盤、姿勢矯正で根本改善
ホームページ↓
http://azumino-nishiyama.com