こんにちは。
安曇野にしやま整骨院の西山です。
私は身体を根本から改善するためには、患者さん自身のセルフケアの習慣を身に着けて頂く事が何よりも大切だと考えております。
なぜなら、どんなにいい治療を行っても、それ以外の生活の時間の方が圧倒的に長いためです。
したがって、いかに正しく、継続的にセルフケアが実施できるかが不調の改善のカギとなります。
理想としては、毎日歯を磨く感覚で実施できるようになると良いですね。
とはいえ、実際には習慣化するまでモチベーションを維持するのは難しいものです。
そして、セルフケアをできなかった理由をお尋ねすると、
「時間がなかなかとれなくて・・」、「他にやる事が色々あって・・・」等の答えが返ってきます。
このように実行できず、後回しになってしまう事が少なくありません。
そこで、本記事では、いかにセルフケアが実行でき、継続的にやる気を持続させるかについて、科学的なアプローチ方法をお伝えいたします。
やる気、行動を決定づけるものとは
人の行動を決定づけるものは、
その人が持つ価値観の優先順位で決まります。
例えば、夫婦で書店にでかけても
ビジネスの成功に高い価値観を持っている夫はビジネス書に自然と意識が行き、
子育てに高い価値観を持っている妻は子育て関連の本に意識がいきます。
このように、自分の価値観の優先順位が高い物は、動機は必要とせず、自然と行動に表れるものなのです。
自分の現在の価値観の優先順位を知る
以上のように、自分の行動は自分の価値観が決めているものです。
したがって、まずは自分の価値観、優先順位がどうなっているのかを知る事が大切です。
知るためのポイントは
①いつも時間、お金をかけているもの
②いつも自分の身の回りにあるもの
③それのためには自然に行動し、エネルギッシュになれるもの
これらに共通するものを探してみてください。
それが、あなたの価値観の優先順位の高い物になります。
セルフケアと高い価値観のリンク付け
ご自身の高い価値観、優先順位が特定できたら、今度はその価値観と、身体のセルフケアのリンク付けを行います。
例として、高い価値観、優先順位が「ずっとゴルフを楽しむ事」だったとします。
そうしたら、お身体のセルフケアを継続的に実施する事が、「ずっとゴルフを楽しむ事」にもたらすメリットを列挙していきます。
最低でも10~20個挙げていきましょう。
たくさん挙げればそれだけ意識が変わります。
リンク付けが成功できたかどうかの確認は、このワークを行った後に、
「セルフケアをしたい!」と思えているかどうかです。
その気持ちがなければ、さらに10個挙げていく・・・
この作業を繰り返してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人は自分の価値観の低いものは後回しにし、行動にうつせません。
セルフケアの行動がうつせなければ、身体は変わりません。
いかに脳の認識を変えられるかが、習慣化成功のカギになります。
上記のワークを上手くできない場合、
価値観ワークのお手伝いをする事は可能です。その際は、お気軽にご相談ください!
ご参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(^-^)
参考文献
1)ジョン・F・ディマティーニ;The Values Factor Training 1 テキスト ;2022.
*本記事は一般の方にもご理解頂ける事を趣旨としているため、医学的には適切でない表現が含まれている場合がありますが、予めご了承ください。
西山 伸夫
安曇野にしやま整骨院 院長
柔道整復師 修士(健康科学)
安曇野市 穂高の整骨院
腰痛 肩こり 不調の原因を特定し
骨盤、姿勢矯正で根本改善
ホームページ↓
http://azumino-nishiyama.com