施術効果を最大化し、100歳まで元気な身体を維持するための10の事

その他

こんにちは。安曇野にしやま整骨院の西山です。

当院で施術を受けられている方、身体を根本から改善したいと思っている方へ伝えたい事があります。

私たちの身体は、交換ができない「一生ものの資産」です。車や鞄のように取り換えられない身体だからこそ、施術を受けるのと同じくらい、日々の手入れとケアが重要です。

施術効果を最大化するためには、施術を受ける時間以外の生活のあり方が結果に直結するのです。

本記事では、施術効果を最大化させるための、心構えと日常生活のポイント、具体的には水分摂取の重要性、栄養、睡眠、ストレス対策、そして薬の正しい使い方について10項目に分け、詳しく解説します。

①自身の身体を最も愛し、最優先にする

身体は取り換えができない「一生もの資産」です。もし一生乗り換えられない大好きな車や鞄を手にしたら、何をしますか?おそらく、毎日手入れをし、壊れないように大切に扱うと思います。そして、年数が経過するほど手入れを入念に行うはずです。

あなたの身体も一生取り換えのきかない、かけがえのないものです。

車や鞄は最悪壊れたら買い替えることができます。しかし、身体は機械や物のように部品を取り換えたり、乗り換えることができません。そのため、ご自身の身体を最も愛し、大切にしてほしいと思っています。

そして、車でも新車に対し、年数が経過した中古車、クラシックカー程良い状態を維持するためには細かなメンテナンスが必要です。人の身体も同じく、年齢を重ねるほど、若い時よりもセルフケアの頻度を増やす必要が出てきます。

②最も優先すべきはご自身の身体

これまでの内容を読んで、「理屈は分かってはいるけど、仕事や家族の面倒でセルフケアの時間が持てない・・・」そう思う方がいるかもしれません。

しかし、もしあなたが健康を害し、病気になったことを想像してください。あなたの大切な家族は、あなたのために治療費や介護費を支払い、何よりも貴重な人生の時間をあなたのために割かなければならなくなります。

また、健康よりお金の方が重要と考え、治療や健康にお金をかけられないと思うかもしれません。しかし、お金を稼ぐための資本は身体です。身体の健康が損なわれると、仕事の生産性が落ちるばかりか、仕事を早期リタイアするリスクも高まります。

例えば年収500万円の人が、一年間休業、もしくは早期リタイアすれば、500万円の損失となります。それだけではありません。病院への通院や、やりたいことができないなど、貴重な人生の時間の損失にもつながるのです。

③身体磨き(セルフケア)を習慣化する

当院で多くの方の施術に携わり、より良い結果が出た患者さんには皆共通点があります。

それはお伝えしたセルフケアを必ず実行・継続し、習慣化している事です。

結果を出すためには習慣化が何よりも大切なのです。

例えば、歯磨きをせずに寝る方はほとんどいないと思います。歯磨きは物心ついた時から実行と継続を繰り返したことで、今の習慣につながっていると思います。歯磨きの目的は、きれいな歯を維持することです。身体も良い状態が維持できるよう、毎日磨きましょう。

④自己分析を習慣化する

世の中には様々な健康情報があふれています。しかし、すべてが正しい情報というわけではないですし、そのメソッドがご自身の身体に合っているかもわかりません。

何よりも重要なのは、そのメソッドを行うことでご自身の身体がどう変化したかを分析する事です。そのためには、常に自身の身体の状態に意識を向け、メソッド前後の身体の変化を分析することです。

⑤十分な水と塩を摂取する

人間の身体は60~70%以上が水でできています。水不足に陥ると、さまざまな不調や病気を引き起こします。例えば、脳が水不足を感じると、痛みやしびれといった症状を引き起こし身体に知らせます。当院の患者様でも、昔から治らない偏頭痛が水分摂取を心がけただけで症状が緩和する例も少なくありません。

当院の施術効果を最大限にするためにも、適切な水分摂取は必須です。なぜなら、施術の大きな目的の一つは血流促進と身体のデトックスだからです。しかし、水分不足に陥っていると、血液はドロドロとなり、老廃物を体外へ排出しにくくなるのです。

ホースを血管、流れる水を血液に例えると、ホースの変形や圧迫を取り除き、流れる通り道を良くするのが施術の役割です。一方、流れる水が泥水でドロドロの状態であれば、どんなに通り道が広がっても詰まってしまうことが想像できるかと思います。水を飲むことは、ドロドロをサラサラに変える目的があります。

飲水法としては、体重の1/30を最低限摂りましょう。その際、1Lに対し1gの天然岩塩を入れましょう(0.1%塩水)。また、浄水器がなければ残留塩素除去のために、水差しで太陽に当てるか、レモン果汁等を入れてください。(詳細はこちらの記事を参照ください)

⑥栄養を適切に摂る

水の項で、ホース(血管)の中を流れる液体の状態が重要だとお話しました。もう一つ重要なのが、栄養です。

骨格矯正とは、例えるならば家の建て替えやリノベーションのようなものです。建て替える場合、必ず材料が必要になります。骨格矯正においても、施術により身体の細胞に刺激を与え、組織を再構築(建て替え)するためには材料が必要です。それが栄養なのです。栄養が足りなければ、ホースを通る液体の「質」が低下し、身体の建て替えに必要な物資が届かなくなります。

⑦十分な睡眠をとる

どのような健康メソッドを行っても、睡眠が足りなければ台無しになります。

睡眠を行うことで、身体の修復および老廃物の除去、自律神経や免疫機能が調整され、健康な身体が維持されるのです。睡眠の目安として、最低でも7時間はとるようにしましょう。

寝室へのスマホの持ち込みは電磁波の影響を受けるので避けましょう。また、寝る1時間30分前には液晶画面を見ず、部屋を暗くしてブルーライトの影響をカットするようにしてください。

⑧日常に潜む毒を遠ざけ、抵抗力を身に着ける

電磁波、食品添加物、合成香料や界面活性剤、農薬や薬剤等を避ける

日用品には指定成分という、身体に害をもたらす物質が含まれている事が多々あります。これらは身体に悪玉の活性酸素を作らせ、不調や病気、老化などを引き起こします。これらの有害物質に対する知識をつけ、極力避ける工夫をすることが重要です。指定成分についての詳細はこちらをご覧ください。

毒に対する除去の方法を身に着け、抵抗力をつける

それでも生活する以上、有害物質への暴露は避けられません。そのため、活性酸素を除去する抗酸化力を高める必要があります。食材で有名なのはビタミンCやE、ポリフェノール、βカロテンやアリシン等を意識して摂りましょう。

抵抗力をつけるためには、インナーマッスルを鍛え、1週間に1時間以上の低負荷の運動はミトコンドリア機能を高め、抗酸化機能を高めます。また、当院でも導入している水素吸引を行うことで活性酸素を除去できます。水素に関する詳細はこちらをご覧ください。

⑨メンタルストレスに対する対処法を習得する

心身一如と言われるように、身体とメンタルはつながっています。ストレスやネガティブに偏った認識は、身体の自律神経のバランスを崩し、コリや痛み、しびれ、その他さまざまな不調を引き起こします。よって、ストレスへの対処法を習得することが重要です。

しかし、ストレスを溜めないということは、このストレス社会においては難しい状況です。しかし、メンタルワークによりストレスへの対処は可能です。当院ではディマティーニ・メソッドを軸に、メンタルワークを実施しております。(詳細はこちらをご覧ください)

⑩薬はあくまでも補助として利用する

腰痛には痛み止め、高血圧には降圧剤、うつ病には向精神薬などが処方されます。しかし、慢性的な症状に対する薬物療法の効果は、症状を一時的に緩和しますが、根本的な改善はできません。また、長期的な薬の使用はさまざまな健康へのリスクをもたらします。

例えば、非ステロイド性の消炎鎮痛剤を長期服用すると、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の長期使用は、胃腸の問題(潰瘍や出血)、心血管リスク(心臓発作や脳卒中)、腎臓障害などの副作用を引き起こす可能性があります。薬の副作用についての詳細はこちらをご覧ください。

それに加え、一時的に症状が緩和するため、根本的な改善に目を向ける機会を失うことになります。車に例えます。もし水温が急激に上がり、警告灯ランプが点灯したら何をしますか?エンジンを冷ましたり、冷却水の残量をチェックするなどして原因を探しますよね。薬を飲んで終わらせてしまうことは、これらの原因を調べずに、表示を消すために配線を切る行為であると言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか。施術効果を最大化し、健康な身体を維持するためには、日々のセルフケアと生活習慣の見直しが必要です。これからの時代は、健康に対するリテラシーを高め、自分の健康は自分で守る時代だと思っております。

当院で施術を受けながら、ご自身の身体の状況を真に理解し、対策ができるようになれば、それは一生ものの財産になります。

是非、施術を受けるだけでなく、一緒に健康について学んでいければと思っております。

*本記事は一般の方にもご理解頂ける事を趣旨としているため、医学的には適切でない表現が含まれている場合がありますが、予めご了承ください。

西山 伸夫
安曇野にしやま整骨院 院長 
柔道整復師 修士(健康科学)
痛みと姿勢治療の専門家

安曇野市 穂高の整骨院
腰痛 肩こり 不調の原因を特定し、
日常動作と姿勢の矯正で根本改善を目指す。

記事に関する質問やお身体の相談は
ホームページのLINEからお願いします。
ホームページ↓↓↓
http://azumino-nishiyama.com

タイトルとURLをコピーしました